「このよく分からないカード会社への送金は、結局どこへ行ったのか」——財産分与や使途不明金の調査は、たいていこの種の一言から始まります。
離婚の財産分与なら、別居の前後に相手方の口座から動いたお金の行き先を追う。相続なら、被相続人の生前に引き出されたお金の使途を確かめる。手元にあるのは通帳のコピー2年分と取引明細で、ある口座の出金と別の口座の入金を、日付と金額を頼りに目で突き合わせていくことになります。頼れるのは経験則の「当たり」で、数百行を相手にする根気の仕事です。しかも、見落とした資金移動はそのまま検討から漏れます。
Astarでは、この突き合わせをAI事務員が先に済ませます。
通帳はそのままで
通帳のコピーと取引明細です。CSVでも、PDFでも、写真でもかまいません。手書きの記帳が混じっていても読み取りの対象です。複数の口座にまたがる資料も、まとめて放り込めます。
出金と入金を結ぶ
AI事務員が、対応していそうな出金と入金の組み合わせを候補として自動でリンクし、それぞれに確度をつけます。「この日の出金は、数日後のこの口座への入金と対応していそうだ」という当たりづけを、全体に対して先に済ませておくイメージです。
出てくる突合リスト
資金移動の突合リストが、確度つきのハイライトで返ります。確度の高い対応から順に確かめられるので、怪しい資金移動から先に見る、という順番で調査を組み立てられます。通帳を頭から目でたどる時間ではなく、挙がってきた候補の当否を判断する時間に使ってください。
実機能があり、導入している法律事務所のヒアリングでも実証済みの機能です。
質問と答え
手書きの記帳や古い通帳でも読み取れますか。
読み取りの対象です。従来のOCRに頼らない方式なので、手書きの記帳、かすれた印字、斜めのスキャンも読めます。通帳のコピーを写真に撮ったものでもかまいません。
「確度」はどう使えばいいですか。
出金と入金の対応がどのくらい確からしいかの目安です。確度の高い候補から順に原資料と突き合わせていくと、調査の順番を組みやすくなります。対応関係の最終判断は、先生が行う前提です。
複数の口座を一度に突合できますか。
できます。通帳と取引明細をまとめて入れれば、口座をまたいだ出金と入金の対応候補もリンクの対象になります。
突合リストをそのまま書証として提出できますか。
突合リストは調査と検討の下ごしらえに使うものです。リストで当たりをつけたうえで、主張や書証の組み立ては通帳・取引明細の原本に基づいて行ってください。
依頼者や相手方の口座情報を預けることになりますが、機密は大丈夫ですか。
口座情報を含む依頼者情報は暗号化して扱い、AIの学習には使用しません。契約時にはNDAを締結します。詳しくは https://astarworks.com/resources/security をご覧ください。